大事なヒアリング

こちらの画像は制作依頼をいただいた、丹波篠山市のInterior SATOSHI さまのデザインです。

ヒアリングにて、いただいたご要望をこのデザインに反映させて頂きました。

また、ステッカーにもこのロゴを使いたいとのことで、それを前提に制作を進めました。


名刺制作に限らず、ご依頼いただいたデザイン制作においてお客さまの望むイメージ、意図をいかに汲み取るかが大事になってきます。

お客さまは漠然としたイメージを持ってご相談に来られる場合が多いですが、じゃあ具体的にどういったものか、との説明は難しいはずです。

そこで初めのヒアリングの際に「このデザイン制作でどういったことを解決したいか」「どんな印象にしたいか」「どんなものが好みか」などのを聞き出し、最終の目指すべきゴールをお互いで共有し、デザインの方向性を決めていきます。

この最初の確認、共有がズレなければ最終のデザインに向かって煮詰める際に「思ってたのと違った」といったことが起こりづらくなります。

ヒアリングではデザインの方向性共有のため、キーワードを交えなが質問をし、「それは違うなぁ」とか「そんな感じです」といった具合にお客さまの中に漂っているイメージを引き出して、言語化とそこから出てきた形や色などを実際にみてもらいます。

そうすることで、よりイメージが固まり連想形式で具体的な要望をお聞きすることもできます。その中から、ゴールに向かって取捨選択をすることで納得いただけるデザインを提案できます。

他にも、さまざまな角度から質問をすることで潜在的に持っているイメージをデザインにプラスアルファして提案することもよくあります。

デザイン自体がどれほど美しくても、そこにお客さまの思いや意図、目指すべきものが含まれていなければ全く意味のないものになってしまいます。

これはデザインだけの話ではなく、クライアント仕事のイラストや漫画制作、またそのアシスタントでも同じなのです。

それにどんな意味を持たせたいのか、それを見る人にどんな思いになって欲しいのかを考えて組み込むことが必要になります。

そうするためには、ヒアリングをしっかりすることがとても大事なことですね。

さらにアシスタント時代にヒアリングが大事と感じたエピソードをどうぞ↓

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