漫画イラスト名刺のアナログ漫画制作道具紹介 第10回

前回の道具紹介、第9回「スクリーントーン」はこちらからどうぞ。

トーンナイフ、カッターナイフ

今回はトーンナイフ、カッターナイフのご紹介です。

トーンナイフはデザインナイフとも呼ばれ、主にスクリーントーンを切り取る時に使用します。

小回りがきき、曲線や、細かな切り出しがしやすく、切れ味もいいため重宝します。

トーンナイフの刃先はつけペンのように替刃があり、刃先の角度も30度と45度の2種類があり用途によって使い分けます。

30度の鋭利な刃で細かな切り出しをしていきます。

刃先が鋭利なため、紙との接触部分が物理的に少なく、刃先をコントロールしやすのです。

このときカッターナイフを使用した場合、力が入りすぎて下の原稿用紙もカットしてしまったりすることも…。

45度の刃先は削りを入れる場合に使用します。

細い削りから幅広な面での削りまで、いろんな削りに対応してくれます。

より広い範囲で削りが必要な時にはカッターナイフを使用すると良いでしょう。

また、カッターナイフは鉛筆を削るにも使用できるので、用意していると何かと便利です。

カッターナイフの出番は他にも様々あります。

例えば見開きの原稿を描くとき、2枚の原稿用紙を組み合わせて絵を描いていくのですが、組み合わせる部分の原稿を断ち切り線でカットし、張り合わせたりすることもあるのです。

長時間使用する際に疲れ方に大きく影響があります。

それぞれの道具で切り味が大きく変わりますので、ナイフもまたいろいろ試して使用してみてください。

最後にトーンナイフのエピソードを一つ↓

漫画イラスト名刺のアナログ漫画制作道具紹介 第11回はこちらから。

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