MUONの「サイト担当者の悩み」を共に解決する方法02

悩みを解決するための自社の理解をする

こんにちは。
デザイン事務所MUONです。

サイト運営をされている担当者様の悩みであげられるのは、


●新規顧客獲得のための集客方法

●展開の方向性や戦略

●商品開発

大きく分けてこの3つではないでしょうか?

これらの悩みを味方につけるためには、『自社への理解』が必要です。
自社への理解がなければ、強みも弱みも明確にすることはできません。スタッフや部門間で『強みや弱み』について話し合うことは意外に少ないのではないでしょうか?
では、具体的にどのような方法で『自社への理解を深める』のか、参考事例をお伝えします。

前回のブログで挙げた、繊維企業様の場合。


・数年前にオフィシャルサイトを制作したが、ほぼ更新はされていない。

・楽天に出店したが、どんな商品を販売するか明確に決まっていない。


・S N Sを活用していない。


・今まで決まった担当者がいなかった。

という状況で、ご依頼をいただきました。

今までのBtoBだけではなく、BtoCにも力を入れて売り上げを伸ばしたい。

その思いで楽天に出店したが、それ以降の『どうしたら売れるのか?』という展開が定まらず、進めない状態でした。

W E Bサイト担当者=企業の悩みを解決するためにまずMUONのマーケッターがはじめに行ったことは担当者責任者・社長などサイトの決定権を持つスタッフが思う現状と目指す方向性、イメージの確認と共有でした。

言葉にすることで、それぞれの課題が見て、関わるスタッフ全員が課題を認識しました。
それにより、足並みを揃えることができ、方向性とイメージの確認と共有で『強み』『弱み』が明確になりました。

『強み』は高級感と、質の良さと、それを支える自社工場や職人がいるため『融通が効く』『幅広く対応できる』『大きな生地を扱えるだけの設備と場所がある』

『弱み』はW E Bに弱い・人員が少ない・業務を兼ねているため時間が捻出できない・W E Bに対する社内的な理解が少ない。

などでした。


また、課題は、

売りたい商材はあるけれど、それをどう商品化するか。

売りたい商材=売れる商材ではないことへの客観的理解をする。
しっかりとしたリサーチがないと、自社のポジションは見えてきません。

ターゲットを決めてから商品開発を行う。

→意外に企業様の中で多いのが、「とりあえず商品化する」ということです。
ターゲットを決めていない「とりあえずの商品」ではPRする内容も、広く浅くならざるおえせん。

商品に対する「顧客目線」が「社内目線」になってしまっているのです。W E Bサイトに載せれば売れる時代はもう過ぎていることを認識する必要があります。

社内のWEBに対する理解が少ない。

→仕事だとしても、業務中にスマホを使用することに対して、サボっているように思われそう、という思いがあり、楽天やWEBショップについて積極的に勉強できる環境ではないと真理的に感じていた。

こちらは、マーケッターが入ることで、社内で動きを見せること、今後WEBに力を入れることを周知し続け、また担当者でないスタッフにもSNS広報に積極的に関わってもらうことで解決しました。

今では当初スマホを触ることを躊躇っていた担当スタッフが、積極的にW E B講習に参加したり、各部署の情報を集めたり、また他の部署から積極的な商品開発のアイデアが出たりと、かなり風通しの良い環境になりました。

全ての課題が解決したわけではありませんでしたが、会社全体で『妥協点』を見つけることで、自社の解決策を見つけ出しました。


これがMUONの目指す『共に解決する方法』のひとつです。


MUONが『これが最適だ』と思ったことも、企業からすれば人員や環境、時期によって『最適ではない』可能性もあります。


それであれば、MUONの考える最適と、企業様が考える最適の『落とし所』を探し続けて見つけてやり遂げる。それがその企業様の『正解』であり、押しつけられた正解では将来自走することは難しくなります。


『強みと弱み』を認識して課題を共有し、社内全体で『一番納得のできる着地点』を見つけることで、強みを最大限活かす環境が整いました。

マーケッターが関わり続けて約1年後、リサーチし続けている中で、廃棄していた『あるもの』をコロナ禍における繊維関係で、ユーザーの需要が高まっていることに目を付け、商品提案を行いました。


その『あるもの』は企業からすればお金をかけてでも廃棄するしかないと思っているものでした。


その商品が発売から数ヶ月で楽天リアルタイムランキングのある部門で1位を獲得しました。

ただし、需要のあるものを商品化したからリアルタイムランキング1位になれたのではありません。

知ってもらわなければ存在しないのと同じです。
WEBに載せれば売れた時代は、もう過去の話なのです。

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