漫画イラスト名刺のアナログ漫画制作道具紹介 第8回

前回の道具紹介、第7回「原稿用紙」はこちらからどうぞ。

筆ペン、その他のペン

今回は筆ペン、その他のペンのご紹介です。

筆ペンは基本的にベタ(黒塗り)を塗る場合に使用します。

そのほかでは黒髪の艶を出す際も使用します。

そのほかのペンは「ミリペン」と呼ばれる、線の太さがいくつか指定されていて均一な線が描けます。

ミリペンは、コマ割りの枠線やモノローグの枠、細いペン先のミリペンで建物の汚れなど小さな斜線を描く際に使用します。

筆ペン

主にベタに使用する筆ペンは、毛筆タイプのカートリッジが交換できるものを使用します。

顔料インキを使用しているため、墨汁同様、重ね塗りした際の黒さが好みです。

広範囲の下手にも対応できるし、毛筆タイプで筆先をコントロールしやすく、細かい部分も塗りやすく、髪の毛の艶を描くにも繊細な筆遣いに対応してくれるので重宝します。

筆先は長持ちするので、インクが無くなった場合はカートリッジ交換で、長期間使用できます。

ベタを入れると画面が締まり、キャラクターの形が明確になったりで作業としては楽しいのですが、広い範囲のベタ塗りはなかなか厳しいものがあります。

この作業に関しては、デジタル化されていく作画作業ではワンタッチ、ワンクリックで終えてしまうことに、大きな恩恵を感じてしまいますね。

ミリペン

ミリペンは枠線や、モノローグの枠などに使用しますが、ベタを塗る際も活躍します。

ギザギザした形の細かな絵の場合、もちろん筆ペン一本でも作業可能なのですが、繊細な作業なため少し時間がかかったりします。

細かな部分を塗る際に神経を使います。

その点、ミリペンのさまざまなペン先の太さを駆使して細かな部分のみ先に塗ってしまい、広い範囲だけ残し、その部分は筆ペンで塗る。

この方法でかなりベタの時間を節約できます。

もちろん先述したデジタル作業と比べると天と地の差ではありますが…笑

ベタに使用する道具は人それぞれなので、全ての人が筆ペンを使用するとは限りません。

そんな、それぞれの違いによるアシスタント時代の失敗談をどうぞ↓

漫画イラスト名刺のアナログ漫画制作道具紹介 第9回はこちらから。

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